a) 組織及びその状況の理解(4章)
組織にとって、マネジメントシステムの意図した成果を達成する組織の能力に影響を及ぼす外部及び内部の課題を決定することを要求しています(4.1項)。また、利害関係者等のニーズや期待も決定することを要求しています(4.2項)。
b) リスク及び機会に対処する活動(6章)
上記a)にて決定した課題を考慮して、リスク及び機会を決定し、その計画の作成、有効性の評価を要求しています(6.1項)。従来からある「目的、目標及び実施計画」については、この条項の中で要求されています。
c) 運用の計画及び管理(8章)
8章の運用の計画及び管理では、6章で決定した活動を実施するために必要とされるプロセスの計画、実施、および管理が要求されています。ここでは、QMSでも要求されていた、外部委託したプロセスの決定及び管理も要求されています(8.1項)。また、「緊急事態への準備及び対応」が、この章に含まれています(8.2項)。
d) 監視、測定、分析及び評価(9章)
DISの内容では、6章、8章の活動について、監視、測定、分析、及び評価が要求されています。この章には、遵守評価および環境パフォーマンス評価が含まれています(9.1項)。また、マネジメントシステムの有効性の評価(DISでは、マネジメントレビューへのインプットが要求されている)も含まれています(9.3項)。
e) 予防処置の発展的解消
4章の「組織の状況の理解」、6.1章の「脅威及び機会に関連したリスクに対処する活動」により、予防処置の概念を網羅していると、説明されています。その活動は、8.1章にて、必要とされるプロセスの計画、実施、および管理に繋げて、運用することになります。
yahoo googleKIRI MARRY JOB ISO AISO iwakiri motinaga tougo purai puraimark
〒885-0112
宮崎県都城市乙房町1690-10
TEL 0986-37-3521
FAX 0986-37-3521